Sony Park展’25 Part2へ行ってきました!~音とアートが交差する夢の世界再び!~

美術展レポート

音楽とアートの垣根を超えた、体験型イベント「Sony Park展」!

先日訪れたPart1があまりに面白すぎて、「これはもう、Part2も絶対行くしかない!」とワクワクで事前予約!今回もばっちり遊びに行ってきました!

そして…予想以上にスゴかったPart2!!

参加アーティストもガラリと入れ替わり、空間ごとにまったく違う世界観が広がる体験は、音楽を全身で体験できるアートフェス」

こんなに贅沢で刺激的なイベントが無料だなんて…どういうことでしょう!?笑

ではさっそく、フロアごとに楽しんできた内容をレポートしていきますね!

地下2階|BABYMONSTER「ゲームは、社交場だ。」

昨年デビューし、MVやSpotifyの再生回数が早くも1億回を突破したガールズグループ、BABYMONSTER(ベイビーモンスター)

韓国・タイ・日本出身の多国籍メンバーで構成され、ボーカル・ダンス・ラップ・ビジュアルすべてにおいて隙なしのオールラウンダー。

まさに“今をときめく”という言葉がぴったりな、クールでキュートでビジュアルも完璧なグループです!

そんなBABYMONSTERがプロデュースする今回の空間テーマは、

「ゲームは、社交場だ。」

オンラインでつながる今、ゲームが単なる娯楽を超えて、人と人を結ぶ“社交の場”になっている——。

そんな現代的な視点が光る空間では、3種類のゲームで実際に遊ぶことができ、これがまたとっても楽しい!

一際目を引いたのは、中央のリズムシューティングゲーム。

巨大スクリーンに映し出される映像に合わせ、BABYMONSTERのマークをリズム良く“シュート”!

くじ引きで当たった番号により、その場で初めましての人とペアになります!「お願いします〜」などと挨拶を交わしつつ、偶然一緒になった方との突然の共同作業!お互いに協力しあってポイントを稼ぎます!ちょっとした交流が生まれる仕掛けが楽しい!

「ゲーム=社交場」というテーマを、まさに体感できる演出でした!

ゲームの内容は、言うならば“太鼓の達人”的なノリ!

ルールも簡単で、スタッフの説明も丁寧。初めてでもすぐに盛り上がれるのが嬉しいポイントです。

手前に並ぶのは、どこか懐かしいピクセルゲーム。

こちらは、BABYMONSTERの楽曲「DRIP」をイメージして作られていて、まるで90年代のゲームセンターを彷彿とさせるレトロ感!

曲に合わせて遊べてテンションも上がる、ファンにはたまらない演出です。

ルールは簡単なのですが、操作が意外と難しく、1度もクリアできませんでした…!笑

そして最後は、最新技術を活かした体感型ダンスゲーム!

といっても、自分が踊るわけじゃありません!

自分の体の形をセンサーが読み取り、画面上ではBABYMONSTERのメンバーのようにダンスする映像が自動生成されるというもの。

QRコードを受け取り、自分のスマートフォンで見ることができます!

立っていただけで自分がクールに踊っている動画が完成するので、すごく不思議な感じだけど、めちゃくちゃ面白い! 

「遂にダンスもAIに取って代わられる時代が来るのか…?」なんて思いつつ、ゲームの思い出をしっかり持ち帰れて大満足です!!

複数人で遊びに行って、みんなの動画を見比べても面白そうですね!

インタラクティブな体験型アートが注目される今、

「ゲームでアートを遊ぶ」というスタイルは、まさにその最前線!

BABYMONSTERが創り出す空間で、最新の技術と感性が融合する、新しい“社交場”のかたちを体験できました!

2階|Creepy Nuts「エンタテインメントテクノロジーは、ストリートだ。」

今回、私きいこの一番のお目当ては、そう!Creepy Nuts!!

ただただ、純粋に大好きなんです!!(はい、全力の推しです!)

というわけで、期待MAXでいざ会場の中へ——。

そこに広がっていたのは、

巨大スクリーンと立体音響が生み出す、圧倒的没入空間。

一歩足を踏み入れた瞬間、Creepy Nutsの音楽にまるごと包み込まれる感覚がありました。

さすがSony、そう、ここはSony Park!!

音響と映像のクオリティがハンパじゃありません!

高精細の大スクリーンには、Creepy Nutsのライブ映像や、楽曲とリンクする世界観たっぷりのイメージ映像が次々と投影され、

目にも耳にも、エンタメのシャワーが降り注ぎます〜!!

でも、一番感動したのは音響です。

空間内に配置された無数のスピーカーからは、それぞれ違う音が鳴っていて、重低音のスピーカーの前に立てば、音楽が心臓にまで響いてくるような高揚感!!声はあちこちから立体的に届き、まるで音が空間を漂っているよう。

「これが立体音響…!」と、思わずうなってしまう新体験でした。

しかも、椅子にも仕掛けが!

座ると低音の振動がビリリと体に伝わってきて、音楽を“耳”じゃなく“体”で感じるんです。これが癖になる心地よさ!!

自分がどこに立つか、座るかによって、音も映像の感じ方も変わるから、つい何度も場所を移動してしまって…。気づけば時間を忘れて没入していました。

Creepy Nutsの音楽のかっこよさと、Sonyのテクノロジーがガッチリ融合したこの空間。本気で踊り出したくなるくらい最高の音楽体験でした!!(半分もう踊ってた)

3階|牛尾憲輔「映画は、森だ。」

静かに耳を澄ませたくなるような空間でした。

映画音楽作家・牛尾憲輔さんがプロデュースするこのフロアは、映画のサウンドトラックを、まるで“森をめぐるように”聴いてまわる体験型インスタレーション。

会場には木々のように点在する音のポイント。

ヘッドホンを装着し、ひとつひとつの音楽を“宝探し”のように探しながら歩くその時間は、まるで音の森を散策しているかのようでした。

サウンドトラックって、映画本編に夢中になるあまり、つい背景として聞き流してしまうことも多いですが、

こうして“音楽だけ”に意識を向けて聴いてみると、どれもが繊細で、ドラマチックで、まさに映画を支える“もうひとつの主役”なのだと気づかされます。

各サウンドポイントには、どの映画で使われた楽曲か、そして牛尾さん自身のコメントがQRコードで確認できるようになっていて、

プロの目線から語られる音楽の魅力や、その捉え方もまた新鮮でした。

音楽が変わるだけで、シーンの印象や空気感ががらりと変わる——。

映画において、サウンドトラックがいかに重要で、感情を動かす力を持っているか、改めて実感しました。

サントラの森を巡るうちに、気づけばまだ観ていない映画への興味もむくむくと湧き上がり、

「映画を観たい!音楽をもう一度じっくり味わいたい!」という気持ちでいっぱいに。

帰り道、早速観たい映画リストをスマホにメモしながら、

音楽×アートの余韻を胸に、会場を後にしました。

Sony Park展、控えめに言って最高すぎました!!!

Part1も最高でしたが、Part2も予想以上のクオリティと没入感で、心から楽しめました。

Part3…ないのかな?あったら絶対行くし、有料でも行きます!!

2024年にリニューアルオープンしたばかりのGinza Sony Park

音楽×アートの可能性を、ここまで魅力的に体験させてくれる場所ができたこと、本当に嬉しいです。

これからこの空間が、どんな展開を見せていくのか、楽しみでなりません!

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そして、今回あらためて感じたのは、音楽の力ってすごい!!ということ。

Part1でもそうでしたが、今回もまた、音楽がもっともっと好きになる展覧会でした。

“音で遊ぶ”“音とつながる”という体験が、アートとして、こんなに心を動かしてくれるなんて!

さらに、全体を通して感じたもうひとつの魅力は——スタッフさんたちの温かさ

フロアごとに違う雰囲気なのに、どこへ行っても気さくに声をかけてくれて、笑顔で対応してくれるあの空気感。

ああいう“人のあたたかさ”があるからこそ、体験が何倍にも楽しくなるんですよね。

まだ体験していない方、ぜひ遊びに行ってみてください!

音楽を、アートを、全身で感じる最高の体験が待っていますよ!!

きいこ

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